木の窓の家
計画約2年、施工1年少々。御施主様のこだわりをとことん実現した、小さな雑貨店を併設した住宅です。
解体前の古い内部の建具や照明器具など使える物は出来るだけ使い、外部の建具も昔ながらの木製建具で仕上げました。外壁に関しても色漆喰仕上げにしました。
床も基本的に土足で生活されるということで住宅の1階部分はテラコッタタイルとキジャンのデッキ材、2階は船の甲板にも使用されている無垢のチーク材を使いました。百聞は一見に如かずと言うことわざの通り、写真を見てください。完成時に見学会を開かせて頂いたのですが、お店がオープンしたら是非興味のある方は見に行ってみてください。またご紹介します。
解体前の古い内部の建具や照明器具など使える物は出来るだけ使い、外部の建具も昔ながらの木製建具で仕上げました。外壁に関しても色漆喰仕上げにしました。
床も基本的に土足で生活されるということで住宅の1階部分はテラコッタタイルとキジャンのデッキ材、2階は船の甲板にも使用されている無垢のチーク材を使いました。百聞は一見に如かずと言うことわざの通り、写真を見てください。完成時に見学会を開かせて頂いたのですが、お店がオープンしたら是非興味のある方は見に行ってみてください。またご紹介します。
左の写真の入口はお店の入口です。かわいい雑貨が列ぶことでしょう。小さい屋根は暖炉の煙突です。薪の暖炉も結構暖かいですよ。
お店の入口です。銘木で扉を造り、取っ手も流木を使っています。トイレに入れば左の写真のような手洗いがあります。
お店の内部です。間接照明や壁の色で幻想的な空間にしています。2階の小窓も変わった作りをしています。
LDKです。薪暖炉も結構暖かいです。外部木製建具も今のところ軽く動きます。天井からの空間は何に使うのでしょう?
キッチンです。既製品を使わずタイルと木で造りました。少々の汚れ物も洗える様に防火水槽を使っています。
写真には写っていませんが水槽の隣には炭火が使える様にカウンターをくりぬいています。当然蓋もあります。
写真には写っていませんが水槽の隣には炭火が使える様にカウンターをくりぬいています。当然蓋もあります。
和室には昔使っていたフスマを使いました。琉球タタミの下は1間の収納が2ヶ所もあり、収納力もしっかりあります。
併設してある土間の納戸の配線は昔の様にガイシを使って見ました。ここは機能と言うよりデザインです。
併設してある土間の納戸の配線は昔の様にガイシを使って見ました。ここは機能と言うよりデザインです。
住宅の水回り三点セットです。洗面は陶器のボールに石のカウンター、浴室は在来式のタイル貼り、トイレは輸入便器をどれもこだわっています。
リビングの上の部屋です。煙突が見えていますが暖かい煙が通りますので、この部屋も暖かくなります。斜めの扉の向こうはお店の納戸と繋がっています。
2階の部屋ですが上の部屋とは壁の色を変えています。色によって雰囲気がすごく変わります。床のチーク材がいいですね。