アトリエ増築
夢であったアトリエを建設しました。昔学んだ小学校の古い校舎のイメージで計画しました。杉の無垢床や柱・桁など見える木は杉で統一し、壁は湿度調整機能を持つ珪藻土が入ったシルタッチという塗料で漆喰風に仕上げました。湿気を嫌う絵などに気を配りました。
合わせて既設側も使いやすく改装しました。台所と居間を間仕切っていた壁を撤去しLDKとしました。隣の和室との4枚引き違いを撤去すれば大空間が生まれます。洗面室の新設、システムバスの設置(いずれもバリヤフリー)で使いやすくなりました。玄関も広げることによって同じ面積であるのに広く感じられます。
合わせて既設側も使いやすく改装しました。台所と居間を間仕切っていた壁を撤去しLDKとしました。隣の和室との4枚引き違いを撤去すれば大空間が生まれます。洗面室の新設、システムバスの設置(いずれもバリヤフリー)で使いやすくなりました。玄関も広げることによって同じ面積であるのに広く感じられます。
①②は外観です。出入り口が道路に面しており、合わせて門扉がある為車の出入りも注意が必要でした。閉鎖的であった古いブロックも強度的に不安な事からカイズカを撤去して、リブブロックに積み変えました。
③は玄関より内部を見た写真です。土間の奥行きが3尺で狭く、かつ和室の押入が出っ張っていた為に廊下も狭くなってしました。改装後は押入の位置を変え、尚かつ土間の奥行きも4.5尺にしました。広さに余裕が出たので玄関収納もコの字型を付けることが出来ました。
④は台所と居間を間仕切っていた壁です。小窓がついていますが、使い勝手は悪かったそうです。改装後は壁を撤去しました。壁・天井も白系のクロスに貼替え明るくなりました。壁を無くしましたので収納スペースが少なくなりましたが、その分スッキリとしました。⑤はリビングです。間取りは変わっていませんが、隣の和室との使い方で広く使える様になりました。⑥の台所もオープンになりました。
⑦~⑨は水回りです。洗面室を新設する為に配置を替えました。トイレが玄関の正面になってしまいましたが、その他の便利さを優先しました。浴室もシステムバスに入替便器も1体型シャワー便器にしました。壁・天井は汚れてもお手入れしやすいビニルクロスにしています。床も水に強いCFシート仕上げにしました。
⑩は和室でした。使いやすいように床は合板フローロングにして洋室として新しくしました。収納の位置を変えました。その分玄関ホールが広くなりました。
増築した部分です。ここは娘さんご夫婦がアトリエとして使うそうです。描かれた絵画などが飾れるようにピクチャーレールを取り付けています。壁は調湿効果のある材料を使い、アラワシになった木は杉を使っています。2階は当面は物置として使います。調湿出来るので湿気の嫌う物を置くことが出来ます。